2014年2月11日火曜日

フォアフットと足の甲の痛み

フォアフットを意識して練習するようになってから、足の甲の痛みに悩まされています。

症状
  • 朝起きた直後は、歩行が若干困難くらいの痛み
  • 朝痛くても昼間は痛まない
  • 2,3日走らなければ、朝の痛みはかなり改善される
  • 痛みがあっても、走り始めて足が温まると痛みは引く
  • 腫れはない

走行中は痛くないし、足が慣れくれば、そのうち解消するだろうと軽く考えていました。
ところが、先日は走行中に痛みが生じて走れなくなってしまいました。

4週間ランニングを中止して様子を見ようと思います。

その間は、エアロバイクなど別のトレーニングをするつもりです。


なぜ、足の甲が痛むのか自分なりに反省してみました。

キーワード
  • なんば走り
  • 二軸運動
  • 股関節
  • 膝を抜く
  • 裸足


そもそも、フォアフットを意識するようになったのは、裸足ランニングを実践するようになってからです。

裸足ランニングは、膝の痛みへの対策として始めました。

裸足ランニングをはじめて3ヶ月ほどで、10kmを靴と同じくらいのペースで走れるようになりました。
この頃から、足の甲の痛みを意識するようになり4ヶ月ほどたちました。痛みは引くので、痛みがあること自体に慣れていました。
今思えば、12月、1月は、月間走行距離が50キロ以下と少なくて悪化しなかったのかも。

裸足ランニングを研究されている、裸足王子こと吉野剛さんのブログを拝見し、衝撃を吸収する動作の結果として自然にフォアフットになるのだと理解したつもりでいました。
そして、吸収したエネルギーをバネのように使うということについても、確かに、ピョンピョンと跳ねるように、とても軽快に動くことができます。
しかし、ふくらはぎの筋肉が直ぐに疲労してしまいます。

疲労するのは筋力が不足しているからで、トレーニングで増強できると信じて続けました。
この努力が足の甲に負担をかけていたと思います。

どうすれば、負担を減らせたか。

着地の衝撃を足首より下で受け過ぎていたと思われます。
着地時の足首の角度が大きく踵が浮き過ぎていた
踵を地面に着けないように踏ん張り過ぎた(完全に着かないわけではないが)

着地はフラットにする。
それと、膝を抜くことで改善できそうな気がします。

「膝を抜く」この言葉は、氏のブログに度々でてきますが、これが理解できてないと思いました。

膝を抜く。どういうことでしょうか。次のように記されています。
  • 野球のボールをつかみながら引く(パッと引く)
  • 着地しながら足をパッと引く
いずれも、衝撃を吸収することを意味していることは理解できます。

しかし、実際の感覚がつかめませんでした。バネの動きと連動しないのです。
結果として膝は抜けず足の末端に負担をかけていたようです。
ただし、踵着地のときのように、ガシンとくる急激な負担はないので膝には優しかったと思います。

話題が変わりますが、2ヶ月前に、なんば走りのことを知りました。
なんば走りは、骨盤や股関節、肩の動作、体幹の動作を足に伝える走法です。
これまではどちらかというと、腕を振ることで足を動かすものだと思っていたので衝撃的でした。
だいぶ慣れてきて、今では なんば走りでない方が不自然な感じです。
身体の上下の揺れが減り、効率良く走れていることを実感でき、タイムも練習量の割には伸びたと思います。

それから、常歩、二軸動作というのを知りました。
これは、なんば走りと根本が同じだと思いました。

なんば走りは、でんでん太鼓のように身体の中心の動きが末端に伝達する動作だと理解していましたが、左右の足あとは位置は直線(一軸)で結ばれず、股関節の幅ほど離れています(二軸)。

そして、上記のサイトにでてきました。どうしてもわからなかった「膝を抜く」が。

ここでの「膝を抜く」を理解するためには、まず「踵を踏む」を理解する必要があります。

上記サイトに書いてあることですが、以下の動作をやってみると理解できます。
  1. 両足をそろえ、直立した状態から、前に倒れ込む
  2. 本当に倒れてしまわないように、どちらか一方の足を前に出して身体を支える
このとき、つま先を上げて踵を支点に倒れる場合と、つま先を支点に倒れる場合とでは、踵支点の方が
前に出やすいのですが、その踵支点の状態を作ることを「踵を踏む」というのだそうです。

そして、膝を抜くとは、踵を踏む動作で倒れこむ最中に膝を軽く曲げることを言います。
そうすると、さらに加速して前に進むことができます。
実感するには繰り返し練習が必要かもしれません。

同じ「膝を抜く」ですが、一方は衝撃を吸収するため、一方は加速するためです。
目的が違うように見えますが、もしかしたら本質は同じところにあるのかもしれません。

面白いことに、腰痛対策で読んだ本にも、その本質に絡みそうなことが書いてありました。
裸足ランニングの前に読んでいた本です。
  • 「骨盤おこし」で身体が目覚める - 中村考宏 著
歩き方や走り方について、拇指球には絶対に重心をかけてはいけないこと、股関節幅に立ち、つま先はやや外側に向けること、股関節の屈曲により伸張したハムストリングの伸張反射を利用することなどが書かれています。骨のポジションについてとても詳しい本です。
「趾を握る」ことも印象的で、こちらは体幹の前に末端の使い方を知るべきだという意見です。

「趾を握る」をもっと理解していれば、フォアフットの端的な部分に惑わされることはなかったかもしれません。

骨つながりですが、なんば走りを知るキッカケになった本があります。
  • 誰でも速く走れる 骨ストレッチ - 松村卓 著
身体の効果的なほぐし方や、体幹の動きを末端に伝えることが書かれています。
高橋尚子選手の腕の振り方が理にかなっているといいます。

いろんな人がいろんな表現をするのですが、共通しているのは自然な身体の動きだと思います。
※自然な身体の動きを得るために、理屈から入るなんて人間くらいでしょうか...

トレーニングを通して「膝を抜く」をもっと理解してみようと思います。

フォアフットは、とりあえず忘れることにします。
実は、はんば走りを始めてから自然と足首の角度は改善されほぼフラットな感覚になり、フォアフットの意識はほとんどなかったのですが、すでに甲の疲労度は深刻だったようです。

まずは、休養です。我慢できるだろうか。


2013年9月23日月曜日

尖山トレラン

初登山してきました。

尖山

とんがりやま、または、とがりやま と読みます。

UFO着陸基地とか、パワースポットとか噂のある標高559mの円錐形の山です。

自宅から登山口まで12kmありますが、折角なのて全行程ランニングで行きました。約30km@4.5時間

登山で体力を使い果たし、帰りはかなりキツかったです。
途中、足の甲や臀筋が痛くて、歩いたりマッサージしながら帰りました。

以下、道中の様子。

行きは常願寺川沿いのルートです。
クリーンセンターが見えてきました。
もうすぐ雄山神社です。


富山地方鉄道
線路を渡ると雄山神社です。

手を洗い、帽子を濡らしてちょっと涼みました。


アルペン村のセブンイレブン。
サイクリングの人たちと会話。
彼らは称名滝まで行くそうです。

コスモス畑

県道から尖山登山道へ左折してすぐのところ
路肩に彼岸花が咲いていました。
草刈りに負けずにたくましいことです。

通行止の看板が。
そのまま進みます。


土砂崩れがあったようです。
さっきの看板はこれのことかな。
右の道 尖山2km

右に曲がるとこんな感じ。

登山口
熊注意の看板が。
ここでバックパックに熊よけの鈴を装着。

石ゴツゴツのトレイル

飲めるのかな?

パァァァァ…
なんだか神々しい。

沢のすぐ横のトレイルを進むと滝のようなものが出現。
写真だと見えにくいけど右手の方

沢を渡ります。
お足下にご注意下さい。

湿った道が続きます。
シューズぐちょぐちょ。

沢を離れて一気に登ります。

急斜面が増えてきました。
たまらず歩く…

鎖付きの階段
ここを登ると山頂です。


ひゃっほー^o^
富山平野が一望できます。

えーと、あの山がほにゃららで…
すみませんわかりません^^;

天気よくて気持ちいいですが、スモッグ?で遠くの方は見えなかったです。

登山口から山頂まで登り 18分、下り11分くらいでした。

熊が心配でしたが、他の登山者もいてちょっと安心しました。

犬を散歩する人、家族連れ、10人位の子供達、カップル、山ガール達…

また来たいけど今度は麓まで車かな?
いやいや、それより脚力つけなきゃ!

2013年9月15日日曜日

トレランデビュー


第5回牛岳トレイルマラソン 11km男性の部 に参加しました。


山を走るのはこれが初めてです。
ゲレンデを拠点に付近の林道を走るコースになってます。


ゲレンデ内のコースはしっかり草刈りされています。
急斜面のため直ぐに息が上がりました。
場所によっては歩いた方が速い。

林道は軽トラの轍。
雨でぐちょぐちょ。

ゲレンデが見えます。
見晴らしが良くて気持ちいい… ハァハァゼェゼェ(汗



アスファルト道路の割合が多い印象です。
登りもきついですが、問題は下りです。

苦手なんですよね。

加速したい。
暴走しないようスピードを制御したい。
筋肉に負担をかけたくない。
靴のなかで足がつまって痛い。
滑りそうで恐い。

どうしたものか…


ゲレンデ頂上が見えてきました。
残りあと少し。


最後のエイドステーションで水を飲んだら、後はゲレンデを下るのみ。

飛び降りるように駆け下りる。
ちょ! スピード出過ぎ、誰か止めて〜

コンクリやアスファルトの道路もあり、恐い痛いでそこはゆっくり。

下りきったところがゴール。
拍手で迎えられました、感激。疲労爽快でした。


以下、参加賞。


じゃがいもは山田村の特産品だそうです。
袋詰め放題。

ボリューム満点の豚汁とおにぎり。
めちゃうまかったです。

入浴券。

牛岳温泉健康センターで疲れを癒してきました。


靴は、メレル ロードグローブ
いわゆるベアフットシューズ。

濡れた粘土質の土や、濡れたツルツルアスファルト以外は滑ることもなく問題なかった。

クッションが無いため身体で衝撃を吸収する必要がある。
普段走る道路では問題ないが、
アスファルトやコンクリの急斜面の下りでは衝撃を吸収するのが難しかった。



記録 1:08:40
総合順位 64位

2013年3月9日土曜日

フルマラソン前日

ついに、フルマラソンの前日になりました。

能登和倉万葉の里マラソン2013



練習不足なんじゃないかと不安です。
今日は、ストレッチなどしてのんびり過ごします。

計画は以下のとおり。


2013年2月17日日曜日

32km走

31.5kmを走りました。
今回は、富山県総合運動公園。1周 2.1km
朝9時ごろスタート。気温 0℃(車載気温計の表示)

ちなみに、先週は 28km。富山市総合体育館のランニング走路。
股関節周りに筋肉痛を伴いながらも 少し余裕を残して走れました。

順調に距離を伸ばしているので少し余裕を持って走りきれるとよかったんですが。
かなり苦しかったです。以下詳細。
 

2013年2月7日木曜日

レース 一ヶ月前

能登和倉マラソンの一ヶ月前になりました。

■計画

ちょうど走り込みの期間が終わって レースに向けた長距離の練習の時期になりました。
来週あたり 32kmに挑戦です。

先々週、レースペースで25km走ったのですが 脚が苦痛でそれ以上は無理な状態でした。
とても42.195km フルマラソンを走り切る自信がありません。
かなり不安です。

■「マラソンはゆっくり走れば3時間を切れる」本

友だちから本を借りて呼んでみました。

ポイント練習以外は、1kmベストタイムの2倍以上でゆっくり走って疲労回復する。
メリハリが大事だ。
ということが書かれています。

実際やってみました。
10km走ると それなりに負荷があるようで脚が張ってきます。
ゆっくり過ぎて 使う筋肉が違うのかもしれません。
適度な疲労があり、ゆっくりストレッチすれば心地良い感じが得られます。

計画では週に2回走ります。
スピード練習と距離練習を交互にやります。
2回しか走らないので、本に書かれているような 「走りすぎてぶっ壊れる」 というような状況でありませんが、計画した練習以外に ゆっくりジョグの走る回数を増やしてみようと思います。

ちなみに昨日は いつものスピード練習(単に速めのペースで走る)の代わりに本に書かれていた 1km x7本 のインターバル走をやってみました。
県総のジョギングコース内には、"スタート/ゴール", "1km", "1.5km", "2km" の標識があるのでそれを目安に。

1本目は全力で 1km 3:38秒でした。その後は 苦しくて 3:50くらいに落ちました。
改めて トップランナーのマラソンペースの凄さを思い知るのでした。
 
 

2013年2月2日土曜日

シューズ

3/10のフルマラソンに向けてシューズかいました。

adizero CS 8 WIDE
26.5cm 220g前後

ちょっと試した感じでは、これまでのIGNIOより軽くて踵のクッションが柔らかい。
IGNIOは700kmくらい走ったから硬くなってるかも。

道具が変わると新鮮な気分。
もっと走りたい〜^_^