症状
- 朝起きた直後は、歩行が若干困難くらいの痛み
- 朝痛くても昼間は痛まない
- 2,3日走らなければ、朝の痛みはかなり改善される
- 痛みがあっても、走り始めて足が温まると痛みは引く
- 腫れはない
走行中は痛くないし、足が慣れくれば、そのうち解消するだろうと軽く考えていました。
ところが、先日は走行中に痛みが生じて走れなくなってしまいました。
4週間ランニングを中止して様子を見ようと思います。
その間は、エアロバイクなど別のトレーニングをするつもりです。
なぜ、足の甲が痛むのか自分なりに反省してみました。
キーワード
- なんば走り
- 二軸運動
- 股関節
- 膝を抜く
- 踵
- 裸足
そもそも、フォアフットを意識するようになったのは、裸足ランニングを実践するようになってからです。
裸足ランニングは、膝の痛みへの対策として始めました。
裸足ランニングをはじめて3ヶ月ほどで、10kmを靴と同じくらいのペースで走れるようになりました。
この頃から、足の甲の痛みを意識するようになり4ヶ月ほどたちました。痛みは引くので、痛みがあること自体に慣れていました。今思えば、12月、1月は、月間走行距離が50キロ以下と少なくて悪化しなかったのかも。
裸足ランニングを研究されている、裸足王子こと吉野剛さんのブログを拝見し、衝撃を吸収する動作の結果として自然にフォアフットになるのだと理解したつもりでいました。
そして、吸収したエネルギーをバネのように使うということについても、確かに、ピョンピョンと跳ねるように、とても軽快に動くことができます。
しかし、ふくらはぎの筋肉が直ぐに疲労してしまいます。
疲労するのは筋力が不足しているからで、トレーニングで増強できると信じて続けました。
この努力が足の甲に負担をかけていたと思います。
着地の衝撃を足首より下で受け過ぎていたと思われます。
「膝を抜く」この言葉は、氏のブログに度々でてきますが、これが理解できてないと思いました。
膝を抜く。どういうことでしょうか。次のように記されています。
しかし、実際の感覚がつかめませんでした。バネの動きと連動しないのです。
結果として膝は抜けず足の末端に負担をかけていたようです。
ただし、踵着地のときのように、ガシンとくる急激な負担はないので膝には優しかったと思います。
話題が変わりますが、2ヶ月前に、なんば走りのことを知りました。
これまではどちらかというと、腕を振ることで足を動かすものだと思っていたので衝撃的でした。
それから、常歩、二軸動作というのを知りました。
なんば走りは、でんでん太鼓のように身体の中心の動きが末端に伝達する動作だと理解していましたが、左右の足あとは位置は直線(一軸)で結ばれず、股関節の幅ほど離れています(二軸)。
そして、上記のサイトにでてきました。どうしてもわからなかった「膝を抜く」が。
ここでの「膝を抜く」を理解するためには、まず「踵を踏む」を理解する必要があります。
上記サイトに書いてあることですが、以下の動作をやってみると理解できます。
前に出やすいのですが、その踵支点の状態を作ることを「踵を踏む」というのだそうです。
そして、膝を抜くとは、踵を踏む動作で倒れこむ最中に膝を軽く曲げることを言います。
そうすると、さらに加速して前に進むことができます。
実感するには繰り返し練習が必要かもしれません。
同じ「膝を抜く」ですが、一方は衝撃を吸収するため、一方は加速するためです。
目的が違うように見えますが、もしかしたら本質は同じところにあるのかもしれません。
面白いことに、腰痛対策で読んだ本にも、その本質に絡みそうなことが書いてありました。
裸足ランニングの前に読んでいた本です。
トレーニングを通して「膝を抜く」をもっと理解してみようと思います。
フォアフットは、とりあえず忘れることにします。
実は、はんば走りを始めてから自然と足首の角度は改善されほぼフラットな感覚になり、フォアフットの意識はほとんどなかったのですが、すでに甲の疲労度は深刻だったようです。
まずは、休養です。我慢できるだろうか。
疲労するのは筋力が不足しているからで、トレーニングで増強できると信じて続けました。
この努力が足の甲に負担をかけていたと思います。
どうすれば、負担を減らせたか。
着地の衝撃を足首より下で受け過ぎていたと思われます。
着地時の足首の角度が大きく踵が浮き過ぎていた
踵を地面に着けないように踏ん張り過ぎた(完全に着かないわけではないが)
着地はフラットにする。
それと、膝を抜くことで改善できそうな気がします。
「膝を抜く」この言葉は、氏のブログに度々でてきますが、これが理解できてないと思いました。
膝を抜く。どういうことでしょうか。次のように記されています。
- 野球のボールをつかみながら引く(パッと引く)
- 着地しながら足をパッと引く
しかし、実際の感覚がつかめませんでした。バネの動きと連動しないのです。
結果として膝は抜けず足の末端に負担をかけていたようです。
ただし、踵着地のときのように、ガシンとくる急激な負担はないので膝には優しかったと思います。
話題が変わりますが、2ヶ月前に、なんば走りのことを知りました。
- http://fnorio.com/0023nannba_running/nannba_running.htm - FNの高校物理 なんば走りの本質
- 親子で身体いきいき古武術あそび - 岡田慎一郎 著
これまではどちらかというと、腕を振ることで足を動かすものだと思っていたので衝撃的でした。
だいぶ慣れてきて、今では なんば走りでない方が不自然な感じです。
身体の上下の揺れが減り、効率良く走れていることを実感でき、タイムも練習量の割には伸びたと思います。
それから、常歩、二軸動作というのを知りました。
- http://www.namiashi.net/category/1259443.html - 常歩(なみあし)身体研究所
なんば走りは、でんでん太鼓のように身体の中心の動きが末端に伝達する動作だと理解していましたが、左右の足あとは位置は直線(一軸)で結ばれず、股関節の幅ほど離れています(二軸)。
そして、上記のサイトにでてきました。どうしてもわからなかった「膝を抜く」が。
ここでの「膝を抜く」を理解するためには、まず「踵を踏む」を理解する必要があります。
上記サイトに書いてあることですが、以下の動作をやってみると理解できます。
- 両足をそろえ、直立した状態から、前に倒れ込む
- 本当に倒れてしまわないように、どちらか一方の足を前に出して身体を支える
前に出やすいのですが、その踵支点の状態を作ることを「踵を踏む」というのだそうです。
そして、膝を抜くとは、踵を踏む動作で倒れこむ最中に膝を軽く曲げることを言います。
そうすると、さらに加速して前に進むことができます。
実感するには繰り返し練習が必要かもしれません。
同じ「膝を抜く」ですが、一方は衝撃を吸収するため、一方は加速するためです。
目的が違うように見えますが、もしかしたら本質は同じところにあるのかもしれません。
面白いことに、腰痛対策で読んだ本にも、その本質に絡みそうなことが書いてありました。
裸足ランニングの前に読んでいた本です。
- 「骨盤おこし」で身体が目覚める - 中村考宏 著
歩き方や走り方について、拇指球には絶対に重心をかけてはいけないこと、股関節幅に立ち、つま先はやや外側に向けること、股関節の屈曲により伸張したハムストリングの伸張反射を利用することなどが書かれています。骨のポジションについてとても詳しい本です。
「趾を握る」ことも印象的で、こちらは体幹の前に末端の使い方を知るべきだという意見です。
「趾を握る」をもっと理解していれば、フォアフットの端的な部分に惑わされることはなかったかもしれません。
骨つながりですが、なんば走りを知るキッカケになった本があります。
- 誰でも速く走れる 骨ストレッチ - 松村卓 著
身体の効果的なほぐし方や、体幹の動きを末端に伝えることが書かれています。
高橋尚子選手の腕の振り方が理にかなっているといいます。
いろんな人がいろんな表現をするのですが、共通しているのは自然な身体の動きだと思います。
※自然な身体の動きを得るために、理屈から入るなんて人間くらいでしょうか...
トレーニングを通して「膝を抜く」をもっと理解してみようと思います。
フォアフットは、とりあえず忘れることにします。
実は、はんば走りを始めてから自然と足首の角度は改善されほぼフラットな感覚になり、フォアフットの意識はほとんどなかったのですが、すでに甲の疲労度は深刻だったようです。
まずは、休養です。我慢できるだろうか。
0 件のコメント:
コメントを投稿